選択的夫婦別姓、首相が“他党の指図は受けない”と強硬姿勢!立民・打越氏が自民党に党議拘束外しを要求
2025-03-21
産経新聞
選択的夫婦別姓制度の導入を巡り、石破茂首相が参院予算委員会で「他党の指図を受けることはない」と発言し、議論に火をつけました。立憲民主党の打越さく良氏が、自民党に法案の国会採決における党議拘束外しを要求する中、首相は党内で結論を出す姿勢を強調しています。
パスポートや銀行口座の不便さ、夫婦別姓実現への期待
打越氏は、パスポートの旧姓併記や銀行口座開設における不便さを指摘し、選択的夫婦別姓制度の必要性を訴えました。制度が実現しない現状に対し、多くの国民が不満を抱いている状況です。夫婦別姓は、個人の自由や権利を尊重する上で重要な要素であり、その実現に向けた議論が活発化しています。
自民党の動向と今後の展望
首相の発言は、自民党内の意見対立を反映しているとも見られます。選択的夫婦別姓制度については、党内で賛成派と反対派が存在し、党議拘束を外すかどうかで議論が分かれています。今後の自民党の動向が、制度導入の成否を左右する重要な要素となります。
ごまかしの選択的夫婦別姓議論とは?
一部では、選択的夫婦別姓制度を名目として、実質的には夫婦同姓を維持しようとする「ごまかし」の議論も存在します。制度の導入は、個人の意思を尊重し、選択の自由を最大限に保障するものでなければなりません。国民の期待に応えるためには、真摯な議論と検討が必要です。
国民の声を届ける
選択的夫婦別姓制度は、個人のアイデンティティや生活に深く関わる問題です。国民の声を政府に届け、制度の実現に向けて、より一層の議論と努力が求められます。