テスラ「サイバートラック」大規模リコール:米販売台数の約9割が対象に、走行中のパネル脱落が原因
2025-03-21
朝日新聞
テスラ「サイバートラック」大規模リコール、米販売台数の約9割が対象に
電気自動車(EV)メーカーのテスラが、ピックアップトラック「サイバートラック」を大規模にリコールすることが発表されました。対象となるのは、2023年11月から2024年2月までに製造された車両で、なんと米国で販売されたほぼ全ての車両(約4万6千台)が含まれています。
リコールの原因:走行中のパネル脱落の可能性
今回のリコールの原因は、走行中に外装パネルの一部が脱落する可能性が確認されたことによるものです。パネルの脱落は、車両の安全性に重大な影響を及ぼす可能性があり、事故につながる恐れがあるため、テスラは迅速な対応を決定しました。幸いなことに、現時点ではこの問題による事故の報告はありません。
米運輸省NHTSAの発表
このリコールは、米国の運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)によって公表されました。NHTSAは、自動車の安全性に関する規制を担当しており、テスラのサイバートラックにおける問題点を指摘し、リコールを促しました。
対象車両と対応について
対象となる車両は、2023年11月から今年2月までに製造されたサイバートラックです。もしご自身がこの期間にサイバートラックを購入された場合は、テスラに連絡を取り、リコールに関する詳細を確認し、無償修理を受けるようにしてください。テスラは、リコール対応として、問題のあるパネルの固定を強化するなどの措置を講じる予定です。
サイバートラックの安全性への影響
サイバートラックは、その斬新なデザインと高い機能性で注目を集めていますが、今回のリコールは、その安全性に対する懸念を改めて浮き彫りにしました。テスラは、今回の問題を真摯に受け止め、再発防止策を講じることで、顧客からの信頼回復に努める必要があります。今後のテスラの対応に注目が集まります。
まとめ
- テスラ「サイバートラック」大規模リコール
- 対象:2023年11月~2024年2月製造車両(米販売台数の約9割)
- 原因:走行中のパネル脱落の可能性
- NHTSAがリコールを促す
- テスラに連絡し、無償修理を受けること