石破茂氏、奈良演説で集客難?地元からの反発と求心力低下が浮き彫りに
2025-07-17
産経新聞
石破茂氏、奈良演説で集客に苦戦か – 地元からの反発と求心力低下が懸念
7月20日に投開票を迎える参議院選挙を前に、石破茂自民党総裁が8日に奈良市内で演説を行いました。しかし、奈良県連による動員にも関わらず、100人規模の参加者が欠席するという事態が発生し、地元政界に波紋を広げています。
この欠席者には、自民党奈良県連の支持者も含まれており、「自民奈良は既に候補者の当選に向けて結束している」という声が地元関係者から上がっています。これは、石破氏への地元の支持が以前に比べて弱まっている可能性を示唆しており、選挙戦に暗雲を投げかけています。
近年、石破氏の応援に駆けつけることを敬遠する動きが各地で相次いでおり、その求心力の低下が懸念されています。地元の党関係者からは、「陣営の士気を下げる」といった声も聞かれており、選挙戦への影響は無視できないでしょう。
石破氏のコメント – 粘り強い姿勢を見せるも…
演説では、石破氏は「心からお願いしたい」「常に安倍(晋三)総理を尊敬している」と述べ、自身の政策への理解を求めました。しかし、集客難という現実を前に、その言葉がどこまで届くかは不透明です。
今後の選挙戦の行方
今回の奈良演説での集客難は、石破氏の選挙戦における大きな課題となりました。地元からの反発や求心力の低下を克服し、勝利を掴むためには、戦略の見直しや地元の支持を取り戻すための努力が不可欠となるでしょう。今後の石破氏の動向から目が離せません。
今回の件は、自民党内の結束力や、選挙戦における候補者の影響力を改めて浮き彫りにする出来事と言えるでしょう。