春闘交渉決着間近!三菱電機のベア月額1万5000円で最終調整 - 電機連合の動向も注目

2025-03-11
春闘交渉決着間近!三菱電機のベア月額1万5000円で最終調整 - 電機連合の動向も注目
読売新聞

春闘2025:三菱電機、月額1万5000円のベースアップで最終調整へ

2025年の春闘が本格化する中、三菱電機が基本給底上げのベースアップ(ベア)について、前年比2000円増の月額1万5000円で最終調整に入りました。12日に労働組合側への回答が予定されており、電機業界全体の賃上げ動向に大きな影響を与えることが予想されます。

電機連合の統一闘争と大手12社の要求

電機大手では、三菱電機を含む12社で構成される電機連合が、要求額などを揃える「統一闘争」を行うのが慣例となっています。各社の労働組合は、1万7000円のベアを要求しており、三菱電機の決定は、他の11社の交渉にも波及する可能性があります。

満額回答の可能性と業界への影響

関係者によると、12社のうち複数社が1万7000円の要求をほぼ満額回答する方向で調整を進めているとのことです。三菱電機の月額1万5000円という回答は、他社の動向を踏まえ、ある程度の妥協点を見出した結果と考えられます。しかし、電機業界全体としては、大幅な賃上げとなる可能性が高まり、今後の経営戦略にも影響を与えるでしょう。

今後の見通しと注目点

三菱電機の最終決定と、電機連合の他の11社の回答、そして政府の賃上げ目標達成に向けた動きなど、今後の春闘交渉は、日本経済の活性化にとって重要な要素となります。特に、物価上昇が続く中、実質賃金の増加が求められており、企業側の積極的な賃上げ姿勢が期待されます。

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