伊東市長の学歴詐称疑惑、卒業証書の提出拒否!刑事告発の可能性に波紋
2025-07-18
読売新聞
伊東市長の学歴詐称疑惑、卒業証書の提出拒否!刑事告発の可能性に波紋
静岡県伊東市の田久保真紀市長が「東洋大学卒業」と偽って学歴を詐称している疑いが浮上し、市議会による百条委員会(調査特別委員会)が設置されました。問題となっているのは、市長が市議会に対し、卒業証書と称する書類の提出を求められても、それを拒否したという事実です。
18日に行われた百条委員会の証人尋問で、田久保市長は「公職選挙法違反で刑事告発されており、刑事訴追につながる可能性がある」という理由を挙げて、卒業証書とされる書類の提出を拒否しました。この決定は、疑惑をさらに深めるものとして、関係者から厳しい視線が注がれています。
疑惑の始まり:広報誌に登場した「卒業証書」
この疑惑の発端は、市の広報誌の作成過程にあります。11月に行われた百条委員会の証人尋問で、市秘書広報課長が、広報誌の作成にあたり、田久保市長から卒業証書だとする書類を見せられたことを証言しています。この書類が本物かどうか、そして市長が本当に東洋大学を卒業しているのかどうか、その真偽が問われています。
百条委員会の動きと市長の立場
百条委員会は、市長の学歴詐称疑惑について徹底的な調査を行っており、卒業証書の提出は、その調査の重要な一環です。しかし、市長は刑事告発の可能性を理由に提出を拒否し、事態は混迷を深めています。
今後の展開:刑事告発と百条委員会の調査
市長の卒業証書の提出拒否は、今後の展開に大きな影響を与える可能性があります。刑事告発の捜査が進む中で、百条委員会による調査も継続される見込みです。市民からは、疑惑の真相解明と、市長の責任追及を求める声が高まっています。
この問題は、今後の政治的影響も無視できません。伊東市は、観光地として知られており、今回の疑惑は、市のイメージを損なう可能性も指摘されています。市長の今後の対応が、伊東市の未来を左右するかもしれません。
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