夏の水難事故、過去最多更新!猛暑と重なる危険な実態と、命を守るための対策
2025-07-17
FNNプライムオンライン
今年もまた、記録的な猛暑が続いています。多くの方が、プールや海、川など、水辺で涼を求めていることでしょう。しかし、水辺の楽しみと同時に、水難事故への注意も欠かせません。警察庁の発表によると、近年、水難事故は増加傾向にあり、昨年は発生数・水難者数ともに過去10年で最多を記録しました。特に、夏の暑さが水難事故を誘発する要因となっている可能性が指摘されています。
なぜ今、水難事故が増加しているのか?「魔の時間帯」午後2時の3つの原因
水難事故が増加している背景には、いくつかの要因が考えられます。その中でも、特に注意が必要なのが、午後2時という時間帯です。これは「魔の時間帯」とも呼ばれており、以下の3つの原因が複合的に影響していると考えられます。
- 体力の消耗: 猛暑の中、長時間水辺で過ごすことで、体力を消耗しやすくなります。体力が低下すると、水中でパニックになったり、疲労で溺れてしまうリスクが高まります。
- 水温の変化: 午後になると、水温が上昇し、体感温度も高くなります。これにより、体力をより早く消耗し、判断力も鈍る可能性があります。
- 油断: 暑さで気分が優になり、注意力が散漫になりがちです。安全確認を怠ったり、無理な行動をしてしまうと、水難事故につながる危険性があります。
命を守るための対策:水難事故から身を守るために
水難事故から身を守るためには、以下の対策を徹底することが重要です。
- 遊泳禁止区域では絶対に泳がない: 監視員のいない場所や、遊泳禁止区域での遊泳は絶対に控えましょう。
- 体調管理をしっかり行う: 事前に十分な睡眠をとり、体調が万全であることを確認してから水辺に出かけましょう。
- こまめな休憩と水分補給: 暑い日差しの中で、こまめな休憩と水分補給を心がけましょう。
- 子供から目を離さない: 子供だけで水辺に近づけないように、常に保護者の目が届く範囲で見守りましょう。
- ライフジャケットを着用する: 特に、泳ぎに自信がない方や、子供にはライフジャケットの着用を推奨します。
- 無理な行動は避ける: 体力に自信がない場合や、天候が悪い場合は、無理な行動は控えましょう。
まとめ:安全な水辺でのレジャーを!
水辺でのレジャーは、夏の思い出を彩る素晴らしい機会です。しかし、水難事故は取り返しのつかない悲劇をもたらします。この記事で紹介した情報を参考に、安全対策を徹底し、楽しい夏のレジャーシーズンを過ごしましょう。