地銀の仕組み融資急増、国債保有の実態に金融庁が警戒
2025-04-12

日本経済新聞
日本の地銀で「仕組み融資」が急増しており、国債の保有を目的とした融資が中小企業や住宅ローンに混ざって貸出金全体を増加させている。金利上昇により含み損が生じているにもかかわらず、情報開示が義務付けられていないため、地銀の財務リスクが見えにくくなっている。金融庁はこのような状況に警戒を強めている。国債リパッケージローン(国債リパ)と呼ばれる仕組み融資が急増しており、国債の保有は有価証券運用の一環として行われている。金融庁は地銀の財務リスクを厳しく監視しており、将来的なリスクへの対応を強化する必要があ ...もっと読む