未来の健康教育!3D・VRで学ぶ小中学生向け特別授業が福井大学で開催
2025-07-20
FNNプライムオンライン
3D・VRで健康を学ぶ!未来の教育現場を福井大学で体験
福井県内の小中学生を対象とした、最新デジタル技術を活用した健康学習の特別授業が、福井大学にて開催されました。この授業は、福井大学の人工知能研究室をはじめとする研究室が企画。最先端技術を通して、子供たちに科学の面白さを伝えることを目的として、毎年開催されています。
最先端技術がもたらす科学の面白さ
20日と21日に開催された今回の特別授業には、県内の小中学生6名が参加。テーマは「身近な健康」です。3DやVRといった没入感の高い技術を使い、普段の授業では体験できない学びの機会を提供しています。例えば、VR空間内で人体の内部構造を観察したり、3Dモデルを使って病気のメカニズムを理解したりするなど、視覚的に分かりやすく、子供たちの興味を引く工夫が凝らされています。
授業内容のポイント
- VRを活用した人体の内部探検: 普段見ることのできない人体の内部をVRで体験し、臓器の役割や構造を理解します。
- 3Dモデルによる病気のメカニズム学習: 病気の原因や進行を3Dモデルで視覚的に捉え、予防や治療の重要性を学びます。
- AIを活用した健康アドバイス: AIが個人の生活習慣や体質に基づいて、健康維持のためのアドバイスを提供します。
- グループワークによる問題解決: 健康に関する課題を設定し、グループで協力して解決策を考えます。
子供たちの熱い反応
授業に参加した子供たちは、「VRで人体の内部を見ることができて、本当にすごかった!」「3Dモデルで病気がどうなっているのか分かりやすかった」と、目を輝かせながら感想を語っていました。また、AIからのアドバイスを受けて、生活習慣を見直すきっかけになったという子供たちもいました。
今後の展望
福井大学は、今回の特別授業を通して得られた知見を活かし、今後も子供たちの科学への興味関心を育むための教育プログラムの開発に取り組んでいく予定です。また、3D・VR技術を活用した健康学習のノウハウを、他の学校や教育機関にも提供することで、より多くの子供たちが最先端技術と科学の面白さを体験できる機会を増やしていきたいと考えています。
福井大学 人工知能研究室
[研究室のウェブサイトへのリンク (仮)]