体重が減らなくても大丈夫!健康的な食事が心臓を守る効果とは?最新研究が明らかに
2025-06-21

@DIME アットダイム
体重が減らなくても、心臓の健康は守れる!
「健康的な食生活を始めたけど、体重が減らない…」そんな悩みを抱えている方もいるかもしれません。しかし、体重の変化に一喜一憂する必要はありません。最新の研究結果が、体重が減らなくても、健康的な食事が心臓の健康に良い影響を与える可能性を示唆しています。「European Journal of Preventive Cardiology」に掲載された研究
この研究は、ヨーロッパの著名な研究機関が共同で実施し、「European Journal of Preventive Cardiology」に6月5日に掲載されました。研究では、体重の変化に関わらず、健康的な食生活を送っている人々は、心臓病のリスクが有意に低いことが明らかになりました。なぜ体重が減らなくても心臓に良いのか?
健康的な食事は、体重の変化だけでなく、様々な形で心臓の健康に貢献します。- 血圧の安定: 塩分を控えた食事や、カリウムを多く含む食品の摂取は、血圧の安定に役立ちます。
- コレステロール値の改善: 食物繊維を豊富に含む食品や、不飽和脂肪酸を多く含む魚介類は、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を減らし、善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増やす効果があります。
- 炎症の抑制: 抗酸化物質を多く含む野菜や果物は、体内の炎症を抑制し、血管の健康を保ちます。
- 血糖値のコントロール: 血糖値の急激な上昇を抑え、糖尿病のリスクを軽減します。
健康的な食生活とは?
具体的にどのような食生活が健康的な食事と言えるのでしょうか?- 野菜と果物をたっぷり: 1日350g以上の野菜と果物を積極的に摂取しましょう。
- 全粒穀物を中心に: 白米よりも玄米や全粒粉パンを選びましょう。
- 魚を週に2回以上: 特に青魚(サバ、イワシ、サンマなど)は、EPAやDHAといった良質な脂質を含んでいます。
- 赤身肉や加工肉を控える: 摂取量を減らすか、鶏肉や魚などの白身肉を選びましょう。
- 飽和脂肪酸を控える: バターやラードなどの動物性脂肪を控えめにしましょう。
- 塩分を控える: 減塩調味料を使用したり、薄味に慣れるように心がけましょう。