北欧デンマークから学ぶ、日常の小さな幸せ:はばたけラボ連載「つなぐ」第3回

未来を担う世代のために、私たちは何ができるだろうか?「はばたけラボ」では、ウェルビーイングな暮らしを追求するため、「つなぐ」というテーマで連載を展開しています。異なる価値観や文化をつなぐことで生まれる「気づき」を大切に、様々な「つなぐ」の形を探求していきます。
今回の第3回は、北欧の国、デンマークに焦点を当てます。150年以上前の江戸時代末期に国交が結ばれて以来、市民レベルでの交流が徐々に育まれてきた両国。私たちは、この歴史とつながりをどれだけ知っているでしょうか?
デンマークと日本の意外な歴史的繋がり
デンマークは、日本にとって地理的に遠い国かもしれません。しかし、歴史を紐解くと、意外な繋がりが見えてきます。江戸時代末期に国交が成立し、その後も貿易や文化交流が盛んに行われました。当時のデンマークは、日本の近代化を支援する役割も担っており、その影響は現代の日本にも残っています。
「ヒュッゲ」という心の温かさ
デンマーク国民は、世界的に見ても幸福度が高いことで知られています。その理由の一つとして、彼らが大切にしている「ヒュッゲ(hygge)」という概念があります。「ヒュッゲ」とは、温かい光の中で、愛する人々とくつろぐ時間、心地よい空間、そして心温まる食事など、日常の小さな幸せを意味します。
私たちは、忙しい日々の合間に、このような「ヒュッゲ」を感じる時間を持つことを意識することで、より豊かな人生を送ることができるのではないでしょうか。
文化をつなぐことの意味
デンマークと日本の文化をつなぐことは、単に歴史的な繋がりを再認識するだけでなく、新たな視点や価値観を得る機会にもなります。異なる文化に触れることで、私たちは自分自身の文化を客観的に見つめ直し、より広い視野で世界を捉えることができるでしょう。
「はばたけラボ」では、これからも様々な国や文化をつなぐことで、未来を担う世代がより良い世界を創造するためのヒントを探求していきます。ぜひ、今後の連載にご期待ください。
はばたけラボ連載「つなぐ」