🐼パンダは去就不明?和歌山・白浜町長が中国返還を容認せず!台湾との連携強化で未来を切り開く?
2025-05-09
産経新聞
白浜町のパンダ、中国返還の行方は?
和歌山県白浜町の人気レジャー施設「アドベンチャーワールド(AW)」で飼育されていたジャイアントパンダ4頭が、6月末で中国へ返還されることが決定しました。長年にわたり、白浜町の観光振興に大きく貢献してきたパンダたちの突然の別れに、地域住民からは惜しむ声が上がっています。
大江康弘町長「パンダ契約延長の懇願はしない」
白浜町の観光に多大な影響を与えるこの決定について、昨年5月に町長に就任した大江康弘氏は、産経新聞のインタビューに対し、パンダの契約延長を中国に懇願しない方針を明かしました。その理由として、台湾との関係強化を重視する考えを示しており、「同じ価値観を持つ地域と向き合いたい」と述べています。
政治的駆け引きの影?
この背景には、複雑な政治的駆け引きがあるとも言われています。白浜町を地盤とする自民党の二階俊博幹事長との関係、そして中国との外交関係が、パンダ返還の決定に影響を与えている可能性も指摘されています。大江町長は、パンダ返還という現状を受け入れつつ、台湾との連携を通じて新たな観光戦略を描こうとしているのかもしれません。
台湾との連携で白浜町の未来をどう変える?
大江町長が掲げる台湾との連携強化は、白浜町の観光振興にどのような影響を与えるのでしょうか。台湾からの観光客誘致、文化交流イベントの開催、そして経済的な連携など、様々な可能性が考えられます。パンダがいなくなる空白を埋めるべく、台湾との結びつきを通じて、白浜町は新たな魅力を創造していくのでしょうか。今後の動向から目が離せません。
まとめ
- 白浜町のパンダ4頭が6月末で中国へ返還
- 大江康弘町長はパンダ契約延長の懇願をしない方針
- 台湾との連携強化を重視し、新たな観光戦略を模索