都議選全敗の再生の道・石丸伸二代表「候補者には感謝したい」敗因と今後の展望

2025-06-23
都議選全敗の再生の道・石丸伸二代表「候補者には感謝したい」敗因と今後の展望
朝日新聞

東京都議選で所属候補者全員が落選した地域政党「再生の道」の石丸伸二代表が、敗北を受け朝日新聞の取材に応じました。落選した候補者への思い、敗因、そして今後の展望について、石丸代表は率直に語っています。

「候補者の視点に立てば、残念」

23日、石丸代表は都内で朝日新聞の取材を受け、「候補者の視点に立てば、今回の結果は本当に残念だったと思います。しかし、党の代表として見れば、都民の意識が票の数として明確に表れた結果だと受け止めています」と述べました。今回の都議選では、再生の道が擁立した42名の候補者全員が落選という、厳しい結果となりました。

「公開討論会で圧倒できると思っていた」

石丸代表は、敗因について、自身の戦略の甘さを認めました。「公開討論会に出れば、うちのメンバーが対案で圧倒できると確信していました。しかし、討論会に出場しないという選択をしたことが、都民にアピールする機会を失った大きな要因だったと思います。」

今回の都議選では、各候補者が様々な政策を掲げ、有権者の支持を争いました。再生の道は、地域活性化や地方創生を重点政策としていましたが、都民の支持を得るには至りませんでした。

「都民の意識をさらに深く理解する必要がある」

今回の結果を受け、石丸代表は今後の課題について、「都民の意識をさらに深く理解し、彼らのニーズに合った政策を打ち出す必要があります。また、政策を効果的にアピールするための戦略も見直さなければなりません。」と語りました。

再生の道は、今回の敗北を教訓に、地域政党として、都民の期待に応えられるよう、活動を続けていく方針です。今後の動向に注目が集まります。

【写真】石丸伸二氏の新党、都議選で全敗「甘かった」候補者がぶつかった壁

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