自民党内「政権交代」の動きか?有力議員6名が野党に政権明け渡しを提言 - 参院選敗北受け波紋
2025-07-22
読売新聞
参院選大敗で自民党内に変化の兆し?有力議員たちが政権交代を議論
7月22日、東京都内の一ホテルで自民党の有力議員たちが密会を開き、驚きの結論に至ったようです。佐藤勉元総務相、古川禎久元法相、萩生田光一元経済産業相、斎藤健前経済産業相、御法川信英元財務副大臣という、いずれも党内での影響力を持つ5名が、今回の参院選挙の惨敗を受け、野党に政権を明け渡すべきだという意見で合意したと報じられています。
この会合には、木原誠二選挙対策委員長も参加し、合計6名での会議となりました。彼らは定期的に集まり、政治に関する意見交換を行っているとのこと。今回の会合では、敗北を受け、現状の打破に向けた議論が活発に行われたと考えられます。
森山幹事長に「下野」を申し入れか?
会合後、佐藤氏は党本部で森山幹事長と面会。その際、今回の議論の結果を伝え、政権交代について検討するよう働きかけたという情報もあります。この動きは、自民党内における不満や危機感の高まりを示すものと見られています。
背景にあるものは?
今回の騒動の背景には、今回の参院選挙での歴史的な大敗があります。岸田政権は、支持率の低迷が続いており、今回の選挙結果は、その状況をさらに悪化させるものです。加えて、内閣改造の遅れや、政策の具体性の欠如なども、国民の不満を招いている要因として挙げられます。
今後の自民党と政局に与える影響
今回の有力議員たちの発言は、自民党内の権力闘争の兆しとも解釈できます。政権交代という言葉が出てくることは、今後の政局に大きな影響を与える可能性があります。岸田首相は、この危機を乗り越え、党内の結束を固め、国民の信頼を回復できるか、試されることになります。
今後の自民党の動向、そして政局の行方に、注目が集まります。