楽天モバイル回線不正契約、新たに少年逮捕!テレグラムでID・パスワード購入し「楽天狙った」と供述
2025-03-21
産経新聞
楽天モバイル回線不正契約、新たな逮捕者が出た!
警視庁サイバー犯罪対策課は、楽天モバイルのシステムへの不正ログインと、他人名義での通信回線契約を巡り、住所不定の無職の少年(17歳)を不正アクセス禁止法違反と電子計算機使用詐欺の容疑で逮捕しました。さらに、横浜市の男子高校生(17歳)も書類送検されています。両名ともに容疑を認めています。
テレグラムでID・パスワードを購入
捜査によりますと、少年らは通信アプリ「テレグラム」を通じてIDとパスワードを購入し、それを利用して楽天モバイルの回線を不正契約していたとのことです。「楽天モバイルを狙った」と供述しており、計画的な犯行であった可能性が浮上しています。具体的に何回線契約していたかは明らかにされていませんが、「100回線契約した」という情報も出ています。
楽天モバイルの本人確認の甘さが招いた?
今回の事件を受けて、楽天モバイルの本人確認体制の甘さが指摘されています。本人確認を徹底しなかったことが、不正契約を容易にしたのではないかという声も上がっています。楽天モバイル側は、今回の事件を重く受け止め、セキュリティ対策の強化を急ぐ必要があります。
サイバー犯罪の巧妙化と対策の重要性
今回の事件は、サイバー犯罪の手口が巧妙化していることを改めて示すものです。個人情報を盗み、それを悪用して不正契約を行うなど、犯罪者は常に新しい手口を考案しています。私たち一人ひとりが、サイバーセキュリティに対する意識を高め、不審なメールやサイトに注意するなど、対策を講じる必要があります。
今後の捜査の行方
警察は、今回の事件の背後関係や、テレグラムでID・パスワードを販売していた人物についても捜査を進めています。今後、更なる逮捕者が出る可能性も否定できません。楽天モバイルのセキュリティ強化と、警察の捜査の進展に注目が集まります。