将棋界に歴史的瞬間!女性初の会長に清水市代七段が就任、棋士編入の権利も実現へ

2025-06-06
将棋界に歴史的瞬間!女性初の会長に清水市代七段が就任、棋士編入の権利も実現へ
産経新聞

日本将棋連盟は6日、大きな変革を迎えました。今期限りで会長職を退任する羽生善治氏の後任として、清水市代女流七段(56歳)が女性初の会長に就任することが決定したのです。これは将棋界における歴史的な瞬間であり、今後の発展に大きな期待が寄せられています。

これまで、将棋連盟の会長は必ず棋士から選ばれてきましたが、清水七段の就任は、その常識を覆すものです。女性が会長に就任するのも初めてであり、将棋界の多様性を象徴する出来と言えるでしょう。

清水七段は、2017年に女性として初めて同連盟の常務理事に就任。その際から、女性の将棋界における地位向上に尽力してきました。今回の理事選でも予備選挙を勝ち抜き、新理事として承認されました。そして、新理事による話し合いの結果、清水七段が新会長に選出されたのです。

女性初の快挙と新たな挑戦

清水七段の会長就任は、女性棋士にとって大きな希望となるでしょう。これまで、男性中心の将棋界で、女性棋士は様々な壁に直面してきました。しかし、清水七段の活躍は、女性も将棋界で重要な役割を果たすことができることを証明するものです。彼女のリーダーシップのもと、女性棋士の育成や、将棋界全体の活性化が期待されます。

棋士編入の権利も可決

今回の会合では、清水七段の会長就任に加え、棋士編入の権利についても了承がなされました。これは、将棋界の国際化を推進するための重要な一歩です。これにより、将棋界はより一層、世界に開かれた組織へと発展していくことが期待されます。

今後の展望

清水市代新会長は、「これまでの経験を活かし、将棋界全体の発展に貢献したい」と抱負を語っています。彼女のリーダーシップのもと、将棋界は新たな時代を迎え、更なる高みを目指していくことでしょう。将棋ファンだけでなく、広く社会全体からも、清水七段の今後の活躍に大きな期待が寄せられています。

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