大阪万博の影:下請け企業が総額3億円以上の未払い代金を訴え、元請け企業に粉砕!
2025-07-10
産経新聞
大阪万博の裏側で勃発した建設費未払い問題!下請け企業の悲痛な叫び
大阪・関西万博に向けて建設が進む海外パビリオン。しかし、その裏側で深刻な問題が浮上しています。複数の下請け企業が、元請けとなる海外企業に対し、総額3億円以上の未払い代金を求めています。
被害者の会が声明を発表、元請け企業への要望書を提出
被害に遭った下請け企業でつくる「被害者の会」は、10日に大阪市内で元請け企業に対し、未払い代金の支払いを求める要望書を提出しました。この会によると、元請け企業はルーマニア、セルビア、ドイツ、マルタのパビリオン建設工事を下請けに発注。しかし、元請け企業側は「契約違反」「欠陥がある」などの理由をつけて、支払いを渋っているとのことです。
契約違反と品質問題が未払いの原因?
未払いとなっている金額は、総額3億円以上という巨額。下請け企業にとっては生活を脅かす深刻な事態です。元請け企業は、具体的な未払いの理由について明確な説明をしていませんが、契約内容の解釈や建設物の品質をめぐる意見の相違が原因であると見られています。
万博開催に暗雲?今後の展開は
この未払い問題は、万博開催を目前に控えた今、建設業界全体に暗い影を落としています。万博のイメージダウンだけでなく、他の建設プロジェクトにも悪影響を及ぼす可能性も指摘されています。被害者の会は、元請け企業との交渉を継続していく方針ですが、問題解決の糸口は見えていません。
今後の注目点
- 元請け企業は未払い代金について、どのような対応を取るのか?
- 万博開催に向けて、他の建設プロジェクトにも同様の問題が発生する可能性は?
- 万博のイメージダウンを食い止め、建設業界の信頼回復を図るためには、どのような対策が必要なのか?
大阪万博の成功のためには、建設費未払い問題の迅速かつ公正な解決が不可欠です。