オウム真理教事件から30年:元刑事局長が語る「市民の恐怖共有できず」の反省

2025-05-03
オウム真理教事件から30年:元刑事局長が語る「市民の恐怖共有できず」の反省
産経新聞

オウム真理教元教祖の麻原彰晃元死刑囚が地下鉄サリン事件などに絡んで逮捕されてから30年。 当時の警察庁刑事局長だった垣見隆氏は、産経新聞の取材に応じ、オウム捜査の反省と教訓を語った。 「捜査が節目を迎えた」とする一方で、「市民の被害者意識、あるいは恐怖感を、警察が受け止めて共有できなかったことが教団を巨大化させた」と語った。 これは、警察が市民との信頼関係を構築する上で重要な課題であった。 また、事件の再発防止のために、警察は「テロ対策」や「宗教団体への対応」などの分野で更に一層の努力を払う必要 ...もっと読む

おすすめ
おすすめ