まさかのエンジン換装!? RX-7がEVにフルコンバージョンされた姿に - 米国オークションで話題沸騰
マツダのスポーツカーアイコン、RX-7。その誕生以来、軽量ロータリーエンジンと50:50に近い前後重量配分という理想的なバランスが、世界中のカーファンを魅了してきました。しかし、今回注目を集めているのは、そのRX-7がEVへと大胆にフルコンバージョンされた姿です。米国オークションに出品され、話題を呼んでいるこの車両の驚くべき姿を詳しく見ていきましょう。
RX-7の歴史と魅力
初代RX-7は1978年に登場。コンパクトなボディにロータリーエンジンを搭載し、優れたハンドリング性能と独特のエンジンサウンドで、瞬く間に人気を獲得しました。続く2代目は、ワイドボディ化されたことで、よりアグレッシブなスタイルへと進化。エンジン出力も向上し、当時の走り屋シーンを牽引しました。そして、3代目FD型は、空力性能を追求した美しいスタイリングと、215馬力を誇るパワフルなロータリーエンジンで、RX-7の最高峰として今もなお多くのファンを魅了しています。
EVへのフルコンバージョン
今回オークションに出品されているRX-7は、その伝統的なロータリーエンジンが、最新の電気モーターへと換装されています。バッテリーやインバーターなどのEVコンポーネントが、RX-7のオリジナルデザインを損なわないよう、丁寧に組み込まれています。EV化によって、静粛性とスムーズな加速を実現。環境性能にも貢献していると言えるでしょう。
オークションでの注目度
このEVコンバージョンされたRX-7は、そのユニークなコンセプトと、RX-7ならではの美しいスタイリングが評価され、オークションでは非常に高い注目度を集めています。一部のカーファンの間では、ロータリーエンジンの喪失を嘆く声もありますが、EV化によって新たな可能性を秘めたRX-7として、多くの人々を魅了していることは間違いありません。
未来への可能性
このRX-7のEVコンバージョンは、自動車業界における電動化の潮流を反映しており、クラシックカーの未来への可能性を示唆しています。今後、より多くのクラシックカーがEV化されることで、環境に配慮しながら、その魅力を長く楽しむことができるようになるかもしれません。このRX-7は、そんな未来への第一歩となるような存在と言えるでしょう。
詳細なスペックやオークションの結果については、オークションサイトで確認できます。RX-7ファンはもちろん、EVに興味のある方も、ぜひチェックしてみてください。