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平和島マスターズ開幕！西山貴浩、連勝発進も課題残す

ボートレース平和島で盛大に開幕した「第39回 東京スポーツ賞～平和島マスターズ～」。その初日、西山貴浩（38歳、福岡）選手が着実に勝利を重ね、連勝スタートを切りました。しかし、その裏には「いっぱいいっぱい」という正直な声が隠されています。

8Rでは、4コースからブイ際を巧みに攻め、1着を獲得。続く12Rの「平和島選抜」では、大外から猛攻を仕掛けてきた黒井達矢選手の追撃を封じ、さらに内側の差しを許さず逃げ切るという、見事なレース展開を見せました。初日連勝発進という素晴らしいスタートとなりました。

西山貴浩、自身の舟足に課題を自覚

しかし、勝利の裏には、西山選手自身の課題も存在します。「舟足に関しては、いっぱいいっぱい。足自体は決して強くない」と語るように、自身の艇具に対する不満を漏らしています。トッププロでありながら、常に自身の弱点を追求し、改善しようとする姿勢は、彼の強さの源泉と言えるでしょう。

深川真二からのアドバイスが勝利を後押し

そんな西山選手を支えているのが、ボートレーサー界のレジェンド、深川真二氏からのアドバイスです。「深川さんのアドバイスのおかげで、乗り心地は良く、バランスが取れている」と語るように、深川氏の指導が、西山選手のレース戦略に大きく貢献していることは明らかです。

今後の展開は？

初日を連勝で飾った西山貴浩選手ですが、今後のレースでは、自身の舟足の課題克服が不可欠となります。深川真二氏からのアドバイスを活かし、さらなる高みを目指せるか、今後の展開から目が離せません。平和島マスターズ、引き続き目が離せないレースが続きます！