SNS広告の甘い誘い!20代女性が49万円を騙し取られる手口とは?
2025-05-16

FNNプライムオンライン
鳥取市に住む20代の女性が、SNS広告で見つけた副業をきっかけに、計49万円を騙し取られる痛ましい詐欺被害に遭いました。インスタグラムの広告に惹かれ、LINEを通じて個人情報を登録したことから始まったトラブルの全容を追います。
SNS広告から始まった悪夢
2025年4月、鳥取市の20代女性は、インスタグラムで「高収入!在宅ワーク」といった魅力的な広告を目にしました。コロナ禍以降、副業に関心を持つ人が増え、SNS広告も巧妙化の一途を辿っています。女性は、手軽に収入を得られると思い、広告に記載されていた連絡先からLINEで連絡を取り、個人情報を登録しました。
「初期費用」「解約金」の要求
個人情報を提供した直後から、担当者を名乗る男から「初期費用」「解約金」といった名目で、次々と送金要求が届きました。合計で49万円という高額な金額でしたが、女性は「早く稼ぎたい」という気持ちから、男の指示に従い、送金してしまいました。
詐欺の真相発覚
送金後もなかなか仕事が開始されず、疑問に思った女性は、別の情報源から同様の詐欺事例を確認しました。そこで初めて、自身が詐欺被害に遭ったことを悟ります。警察に相談したところ、同様の手口で他にも被害者が存在することが判明しました。
SNS広告詐欺の対策
今回の事件は、SNS広告を利用した詐欺の手口の一例です。高収入を謳う副業広告には、注意が必要です。以下の点に注意し、詐欺被害に遭わないように心がけましょう。
- 甘い言葉に騙されない:「誰でも簡単に稼げる」「高収入」といった言葉には、裏があると考えましょう。
- 個人情報の提供に注意:不審なサイトや広告には、個人情報を入力しないようにしましょう。
- 初期費用や解約金の要求に警戒:仕事をする前に初期費用や解約金を要求される場合は、詐欺の可能性が高いです。
- 情報源を確認:副業に関する情報は、複数の情報源から確認し、信頼できる情報かどうかを判断しましょう。
- 警察に相談:もし詐欺被害に遭った場合は、すぐに警察に相談しましょう。
まとめ
SNS広告は便利なツールですが、詐欺被害に遭うリスクも伴います。今回の事件を教訓に、冷静な判断と情報収集を心がけ、安全な副業選びをしましょう。