70代夫婦の金融資産、平均2450万円!老後資金2000万円以上保有世帯の割合も明らかに

2025-04-29
70代夫婦の金融資産、平均2450万円!老後資金2000万円以上保有世帯の割合も明らかに
Infoseekニュース

70代夫婦の金融資産状況:平均2450万円、老後資金の不安は解消?

老後資金の備えは、誰もが気にすることでしょう。特に70代は、年金収入を中心に生活を支えている方が多いですが、十分な資産を保有しているとは限りません。今回は、70代の夫婦世帯における金融資産保有額の実態を調査した結果をご紹介します。平均額や保有額別の割合、単身者との比較など、詳細なデータから老後資金の現状を把握し、将来設計に役立てましょう。

金融資産保有額ランキング:3000万円以上が最多

70代の夫婦世帯で最も回答率が高かった金融資産保有額は「3000万円以上」(24.0%)でした。単身者と同じ結果であり、夫婦となるとより高額な資産を持つ傾向があることが伺えます。次いで、「1000万~1500万円未満」(12.9%)、「2000万~3000万円未満」(11.2%)と続き、2000万円以上の金融資産を保有する世帯の割合は合計で35.2%に達しました。

平均額は2450万円、単身者より193万円高

夫婦世帯の金融資産の平均額は2450万円。これは単身者(2257万円)に比べて193万円高い水準です。夫婦で協力して資産形成に取り組んでいる、あるいは共働きで収入が多いといった要因が考えられます。しかし、平均額はあくまで平均であり、個々の状況によって大きく異なります。

中央値は1205万円:単身者より205万円多い

平均額は外れ値の影響を受けやすいですが、中央値はデータの中心となる値を表します。70代の夫婦世帯の中央値は1205万円と、単身者(1000万円)より205万円多くなっています。中央値を見ることで、より現実的な老後資金の準備状況を把握することができます。

老後資金の課題と対策

今回の調査結果から、70代の夫婦世帯は平均的に2450万円の金融資産を保有していることがわかりましたが、依然として老後資金が不足しているという方も少なくありません。年金だけでは生活を維持するのが難しいと感じている方もいるでしょう。

老後資金の準備は、早ければ早いほど有利です。以下のような対策を検討してみてはいかがでしょうか。

  • 支出の見直し: 無駄な出費を減らし、貯蓄に回す
  • 資産運用: 預貯金だけでなく、投資信託や株式など、リスクを抑えた資産運用を検討する
  • 副業: 健康に配慮しながら、無理のない範囲で副業に取り組む
  • 専門家への相談: ファイナンシャルプランナーなど、専門家のアドバイスを受ける

老後資金の準備は、自分自身の未来のためだけでなく、家族の安心のためにも重要です。早めの対策で、豊かな老後生活を送りましょう。

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