金融業務が生物多様性に与える影響:RANが年次報告書を発表

2025-04-09
金融業務が生物多様性に与える影響:RANが年次報告書を発表
FNNプライムオンライン

環境NGOのレインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)は、年次報告書『生物多様性崩壊をもたらす金融業務:熱帯林破壊を助長する銀行と投資家の追跡』の日本語要約版を発表しました。この報告書では、メガバンクや邦銀が森林リスク産品にパリ協定以降215億ドルを提供していることが明らかになっています。さらに、三菱UFJとその子会社がインドネシアの森林火災企業に2億8千万ドルを融資した事例も紹介されています。RANは、銀行や投資家が熱帯林破壊を助長する金融業務に深く関与していることを強調しています。地球温暖化や生物多様性の保全が世界的に注目されている今、金融機関の責任ある投資が求められています。金融機関は、持続可能な開発目標(SDGs)や環境社会ガバナンス(ESG)に基づいた投資を推進する必要性があります。

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