途上国の金融包摂が貧困解決の鍵?楠木建氏が語る、マイクロファイナンスの実情と未来
2025-06-05

日経ビジネス
貧困問題の根源に迫る:社会参加を阻むものは? 貧困とは単なる経済的な問題だけではありません。楠木建氏が提唱する貧困の定義は、「リソースや能力の不足により、十分な社会参加ができない状態」です。社会の一員として活動し、自己実現を果たすためには、金融包摂が不可欠となります。 マイクロファイナンスとは?途上国で必要とされている金融サービス 金融包摂とは、有益かつ手ごろな価格の金融サービスへのアクセスを意味します。しかし、多くの途上国や地域では、低所得層の人々が十分な金融サービスを受けられず、経済的な ...もっと読む