秋田県角川市30代男性、320万円を特殊詐欺で被害!金融機関を装った手口に注意
2025-08-10

AAB秋田朝日放送
秋田県角川市で発生した特殊詐欺被害:30代男性が320万円を失う
秋田県角川市の30代男性が、金融機関を装った巧妙な特殊詐欺に遭い、320万円をだまし取られました。警察は同様の手口に注意するよう呼びかけています。
事件の概要
男性の携帯電話に、金融機関のネットバンキングを名乗るメールが2度届きました。メールには「資産保護のため本人確認が必要」と記載されており、男性は必要な手続きだと信じ込み、メールに記載されたURLにアクセスしました。
手口の巧妙さ
URLにアクセスした男性は、ネットバンキングのIDとパスワード、キャッシュカードの暗証番号などを入力してしまいました。これらの情報が悪用され、8日に複数の口座から現金が引き出されました。
警察からの注意喚起
警察は、この手口が非常に巧妙であり、同様の被害が多発していることを明らかにしました。金融機関を名乗るメールやSMSに記載されたURLをクリックしたり、個人情報を入力したりすることは絶対に避けるよう呼びかけています。
特殊詐欺対策のポイント
- 身に覚えのないメールやSMSは開かない。
- URLをクリックする前に、送信元のドメインを確認する。
- 個人情報(ID、パスワード、暗証番号など)は絶対に教えない。
- 少しでも不審に感じたら、金融機関や警察に相談する。
被害に遭ってしまった場合
万が一、被害に遭ってしまった場合は、すぐに警察(#9110)または最寄りの警察署に相談してください。また、金融機関にも連絡し、口座の凍結や不正利用の停止を依頼することが重要です。
今回の事件は、特殊詐欺の手口が巧妙化していることを改めて示しています。常に警戒心を持ち、冷静に対応することが被害を防ぐための重要な対策となります。