無登録FX勧誘事件:アースワン社長ら3名逮捕、被害総額4億円超!詳細と今後の見通し

2025-07-09
無登録FX勧誘事件:アースワン社長ら3名逮捕、被害総額4億円超!詳細と今後の見通し
産経ニュース

無登録FX勧誘でアースワン社長ら逮捕、多額の被害を浮上

神奈川県警察は、無登録で外国為替証拠金取引(FX)への投資を勧誘した疑いで、金融関連会社「アースワン」の代表取締役である高森清文氏(77歳)ら男女3名を逮捕しました。この事件は、金融商品取引法違反(無登録営業)に該当し、捜査の結果、2021年9月から2024年10月までの期間で、34名の方々から合計約4億8500万円が騙し取られた可能性が高いとされています。

アースワンとは?事件の背景

アースワンは、これまで金融関連事業を展開していた会社ですが、今回の逮捕により、その事業内容と勧誘の手口が大きく注目されています。警察は、今回の無登録営業が組織的に行われていた可能性も視野に入れ、詳細な捜査を進めています。被害者の中には、高額な投資を信じて資産を失った方もおり、その状況は深刻です。

事件の経緯と捜査の進展

今回の逮捕に至るまでの経緯としては、被害者からの情報提供がきっかけとなり、警察が独自に捜査を開始しました。捜査の結果、アースワンがFX投資を勧誘する際、必要な登録をせずに営業していた事実が判明しました。警察は、高森氏らがどのような手口で投資を勧誘し、どのようにして多額の資金を集めていたのかを詳しく調べています。また、共犯者の関与についても捜査が行われています。

今後の見通しと注意喚起

今回の事件を受けて、金融庁は、無登録業者による投資詐欺に対する注意喚起を強化しています。投資を行う際には、必ず金融庁の登録業者名簿を確認し、信頼できる業者かどうかを十分に確認することが重要です。また、高利回りを謳う投資話や、強引な勧誘には十分注意する必要があります。

今回の事件は、投資詐欺の手口の巧妙さを改めて浮き彫りにしました。今後は、同様の被害を防止するために、金融機関や警察による監視体制の強化、そして、投資家自身の知識向上が不可欠です。被害に遭われた方は、警察や弁護士に相談し、適切な対応を取るようにしてください。

関連情報

  • 金融庁:登録業者名簿
  • 警察庁:投資詐欺への注意喚起

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