大学ファンド、24年度も堅実な黒字運用！金融市場の不確実性下で2560億円の利益を達成
2025-07-04
東京新聞
大学ファンド、金融市場の不安定な状況下でも堅実な黒字運用を継続
科学技術振興機構（JST）が発表したところによると、政府が拠出する「大学ファンド（基金）」の2024年度運用実績は、当期純利益が2560億円に達し、黒字を継続しました。これは、株式配当や利息を含めた金額であり、前年度（23年度）の1167億円を大きく上回る結果となっています。
金融市場の不確実性下での成果
トランプ米大統領の就任以降、世界的な金融市場は不安定な状況が続いています。しかし、大学ファンドはこのような厳しい状況下でも、着実に運用を行い、堅実な利益を確保しました。担当者は「着実に運用し、23年度より黒字額は大幅に増加した」とコメントしています。
大学ファンドの役割と今後の展望
大学ファンドは、日本の大学研究の活性化を目的として設立された基金です。研究費の確保や若手研究者の育成など、日本の科学技術の発展に貢献することを目標としています。今回の黒字運用は、その目標達成に向けた重要な一歩と言えるでしょう。
今後の運用戦略
大学ファンドの担当者は、今後もリスクを抑えつつ、収益性の高い投資を行う方針を示しています。金融市場の動向を注視しながら、長期的な視点での運用を継続していくことで、日本の科学技術の発展に貢献していくことが期待されます。
まとめ
大学ファンドは、金融市場の不安定な状況下でも堅実な黒字運用を継続し、日本の科学技術の発展に貢献しています。今後の更なる活躍が期待されます。
