フィンク氏「米国経済、不況の危機に瀕する」- 金融トップが警鐘を鳴らす
2025-04-12
日本経済新聞
トランプ米政権の関税政策がもたらす経済・市場の混乱に際し、米金融大手の経営陣が警鐘を鳴らした。フィンク氏は「米国経済は非常に近い不況の危機に瀕している」との見解を示し、米国債市場の脆弱性や長期金利の上昇圧力の強さに危機感を募らせた。また、政権や金融当局に対し、関税交渉の早期の妥結や市場安定につながる規制改革の実行を求めた。ブラックロックやJPモルガン・チェースなどの金融大手も、2025年1〜3月期決算を発表し、市場の不安定性を浮き彫りにした。金融市場の動向や経済指標に注目が集まる中、金融トップの ...もっと読む
