【鳥取県】ネットで融資希望…架空の金融会社に騙され29万円被害!高齢者を狙う巧妙な手口
2025-05-16

FNNプライムオンライン
インターネットで融資を申し込んだ50代男性が詐欺被害に
鳥取県鳥取市在住の50代男性が、インターネット上で存在しない金融会社に融資を申し込み、保証金や手数料を騙し取られる被害に遭いました。合わせて29万円の被害が出ています。
手口の巧妙さ:融資の誘いから騙し取りまで
男性は2025年4月、インターネットで「金融会社」と検索し、あるウェブサイトを見つけました。そこには、比較的簡単に融資を受けられると記載されていたため、50万円の融資を申し込みます。 その際、振込先口座の確認として、最初に3万円の入金を求められました。
男性は入金に応じたところ、その後も様々な名目で費用を要求され、合計で29万円を振り込んでしまいました。しかし、融資を受けることはなく、振り込んだ先は架空の金融会社であることが判明しました。
高齢者を狙う手口に注意!
今回の事件は、インターネットを通じて高齢者や経済的に困窮している人を狙った詐欺の手口と考えられます。 甘い言葉で誘い込み、先払い金や保証金などを要求してくるケースが多く見られます。
警察からの注意喚起
警察は、インターネット上で融資を申し込む際は、以下の点に注意するよう呼びかけています。
- 金融機関の登録番号などを確認する
- 不審なウェブサイトやメールに注意する
- 融資を受ける前に、必ず複数の専門家に相談する
- 先払い金や保証金を要求する融資には注意する
詐欺被害に遭わないために
もし、インターネット上で融資を申し込む際は、必ず信頼できる情報源から情報を収集し、安易に個人情報やお金を渡さないようにしましょう。少しでも怪しいと感じたら、警察や消費生活センターに相談することが重要です。
参考情報
- 鳥取県警察:https://www.pref.tottori.lg.jp/sec/210100/keisatsukyouan.html
- 消費者ホットライン:188