【衝撃】金融庁職員を装い高齢者を騙る悪質詐欺!キャッシュカード強奪の手口とは?

2025-06-11
【衝撃】金融庁職員を装い高齢者を騙る悪質詐欺!キャッシュカード強奪の手口とは?
FNNプライムオンライン

高齢者を狙う巧妙な特殊詐欺にご注意!

富山県滑川市で発生した特殊詐欺事件で、29歳の男が逮捕されました。この手口は非常に巧妙で、高齢者をターゲットに、まるで金融庁職員であるかのように装い、キャッシュカードを盗み出すという悪質なものでした。

事件の概要

逮捕されたのは、住所不定、無職の前野善紀容疑者(29歳)です。警察の発表によると、前野容疑者は今年1月、共犯者らと共謀し、富山県滑川市内の高齢者宅を訪れました。彼らは「あなた名義のクレジットカードでガソリンを入れようとした人がいる」「キャッシュカードが偽造の可能性がある」などと、高齢者を不安にさせる言葉を巧みに使い、キャッシュカードを騙し取り、現金を不正に引き出したとされています。

手口の巧妙さ

この詐欺の手口は、非常に巧妙です。まず、高齢者に対し電話で「金融庁職員です」と名乗り、不安を煽ります。その後、高齢者の自宅を訪問し、キャッシュカードを預からせて、現金を引き出すという流れです。高齢者は、金融庁職員を装う人物を信用し、疑うことなくキャッシュカードを渡してしまうケースも少なくありません。

警察の注意喚起

警察は、このような特殊詐欺の手口が多発していることを受け、高齢者に対し注意を呼びかけています。金融機関や公的機関を名乗る電話や訪問があった場合は、相手の身元を確認し、安易に個人情報やキャッシュカードを渡さないように呼びかけています。また、不審な電話や訪問があった場合は、警察や金融機関に相談するように促しています。

今後の対策

今回の事件を受け、警察は今後、同様の手口による特殊詐欺の被害を防止するため、高齢者を対象とした防犯講習会や啓発活動を強化していく方針です。また、金融機関も、高齢者向けの注意喚起を強化し、不審な取引がないか監視体制を強化していく予定です。

私たちにできること

高齢の親族や知人がいる方は、今回の事件を教訓に、特殊詐欺の手口について注意を促し、万が一、不審な電話や訪問があった場合は、すぐに警察や金融機関に相談するように呼びかけましょう。一人ひとりの注意が、被害を未然に防ぐことにつながります。

【関連情報】

  • 警察庁:特殊詐欺被害防止対策
  • 国民生活センター:特殊詐欺に関する情報

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