40歳以上の人が年間1回は受けるべき!失明予防と全身の病気早期発見に繋がる重要な眼底検査とは?

2025-04-14
40歳以上の人が年間1回は受けるべき!失明予防と全身の病気早期発見に繋がる重要な眼底検査とは?
プレジデントオンライン

将来の失明リスクを減らし、全身の健康状態もチェック!40歳以上のあなたに必須の眼底検査

健康診断のオプションで迷ったことはありませんか?産業医の池井佑丞さんが強く推奨するのは「眼底検査」。40歳以上の人は特に、定期健康診断にこの検査が含まれていない場合は、ぜひ追加を検討してみてください。なぜなら、眼底検査は目の健康状態を詳しく調べるだけでなく、全身の病気の兆候も捉えることができるからです。

視力検査との違い:眼底検査で何がわかる?

「朝、スマートフォンを手に取ると片目の視界がぼやけている」「最近、パソコンの画面の文字がかすんで見えにくい」「運転中に信号が見えづらい」といった経験はありませんか?これらは、眼底に異常があるサインかもしれません。視力検査は、あくまでも視力の状態を測るものです。一方、眼底検査は、目の奥にある眼底(神経や血管など)を詳しく観察する検査です。

眼底検査で発見できる病気

眼底検査では、以下のような病気の兆候を発見できる可能性があります。

  • 糖尿病網膜症:糖尿病による網膜の血管障害。放置すると失明に至る可能性があります。
  • 高血圧網膜症:高血圧による網膜の血管障害。こちらも失明のリスクがあります。
  • 加齢黄斑変性:加齢に伴い、網膜の中心部である黄斑が変性する病気。視力低下の原因となります。
  • 脳卒中の兆候:眼底の血管の状態から、脳卒中のリスクを予測できる場合があります。
  • 脳腫瘍:脳腫瘍が眼底の神経や血管を圧迫している場合、その兆候を発見できることがあります。

なぜ40歳以上が眼底検査を重視すべきなのか?

40歳を過ぎると、様々な病気が発症しやすくなります。また、眼底に異常がなくても、加齢による変化は避けられません。定期的な眼底検査を受けることで、これらの病気を早期に発見し、適切な治療を受けることが重要です。早期発見・早期治療は、失明のリスクを減らし、健康寿命を延ばすことに繋がります。

眼底検査を受ける際の注意点

眼底検査は、通常、眼科専門医が行います。検査時間は10~20分程度で、特別な準備は不要です。ただし、事前にコンタクトレンズを外しておく必要がある場合がありますので、事前に眼科に確認しておきましょう。

まとめ:眼底検査で未来の視力を守ろう!

40歳以上の人は、年間1回の眼底検査を習慣にしましょう。将来の失明を予防し、全身の健康状態をチェックするために、眼底検査は非常に有効な手段です。健康診断のオプションとして、ぜひ検討してみてください。

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