鹿児島大学が開発！歯に優しいスイーツ5選 - 希少糖で罪悪感少なめな甘さとは？
2025-06-20
日本経済新聞
歯の健康を気にせずスイーツを楽しみたいあなたへ
鹿児島大学が、学生を対象に、歯への悪影響が少ないスイーツの試食会を開催しました。虫歯の原因菌であるミュータンス菌の栄養源となる砂糖を極力使用せず、代わりに希少糖のアルロースやフラクトオリゴ糖で甘みを加えた、画期的なスイーツです。
希少糖とオリゴ糖のパワー
このスイーツの特徴は、砂糖の代わりに希少糖アルロースとフラクトオリゴ糖を使用している点にあります。アルロースは、砂糖と似た甘さを持つ一方で、血糖値の上昇を抑える効果が期待されています。また、フラクトオリゴ糖は、腸内環境を整える効果があり、善玉菌を増やして悪玉菌の繁殖を抑えます。
さらに、歯垢を抑える効果がある環状オリゴ糖も配合。これにより、虫歯や歯周病のリスクを大幅に軽減することが期待できます。これらの成分を組み合わせることで、美味しく、かつ健康的なスイーツを実現しているのです。
開発の背景と今後の展望
このスイーツは、大学院医歯学総合研究科の平間雅博准教授の研究を基に開発されました。平間准教授は、糖尿病患者など、糖質制限が必要な方々向けの低糖質スイーツづくりでも知られています。鹿児島市在住のパティシエも協力し、試作を重ねて、美味しく、歯に優しいスイーツを作り上げました。
試食会の様子
試食会では、5種類の異なるスイーツが試食されました。学生たちからは、「砂糖を使っていないのに、こんなに美味しいスイーツは初めて」「歯磨きをサボっても、あまり悪影響が出ない気がする」といった感想が聞かれました。
まとめ：罪悪感なくスイーツを楽しもう！
鹿児島大学が開発したこの歯に優しいスイーツは、健康を気にせずスイーツを楽しみたい方にとって、まさに理想的な選択肢です。今後、一般への販売も検討されているとのこと。ぜひ、一度お試しください。
