猛暑対策は万全?小学生・中学生の子どもの夏バテ・熱中症対策、保護者の意識調査結果
2025-06-05

ICT教育ニュース
夏本番!小学生から中学生のお子さんを持つ保護者の皆様、健康管理は万全ですか? 5月23日から27日にかけて、小学4年生から中学3年生のお子さんを持つ保護者1100名を対象に、夏の子供の健康管理に関する意識調査を実施しました。その結果、実に83.5%もの保護者が「夏に子供の健康管理に気を付けている」と回答しました。しかし、暑さ対策の知識には課題も…
暑さ指数(WBGT)を知っている保護者は約半数、クーリングシェルターの認知度は伸び悩む
調査では、暑さ指数(WBGT)を知っている保護者の割合は57.4%と、昨年より14.5ポイント上昇しました。これは、熱中症予防に対する保護者の意識が高まっていることを示唆しています。しかし、避難場所として重要な「クーリングシェルター」を知っている保護者の割合は、依然として38.7%にとどまっています。緊急時に適切な行動をとるためには、クーリングシェルターの場所や利用方法を把握しておくことが不可欠です。
保護者が特に気を付けていること:食事、水分補給、休息
具体的にどのような点に気を付けているのか、保護者に質問したところ、以下の点が挙げられました。
- 食事: 栄養バランスの取れた食事を心がける (78.2%)
- 水分補給: こまめな水分補給を促す (85.9%)
- 休息: 適切な休息時間を確保する (72.3%)
特に、水分補給は85.9%と非常に高い割合で挙げられており、保護者が熱中症予防に力を入れていることがわかります。
熱中症予防のポイント:WBGT指数をチェックし、涼しい環境で過ごす
子供の熱中症予防には、以下の点に注意しましょう。
- WBGT指数をこまめに確認する: 環境省のホームページや気象庁のサイトで、最新のWBGT指数を確認しましょう。
- 涼しい環境で過ごす: 日中の外出は避け、クーリングシェルターなどを活用しましょう。
- こまめな水分補給: 喉が渇く前に、こまめに水分を補給しましょう。
- 通気性の良い服装: 吸湿性・速乾性に優れた素材の服を選びましょう。
- 体調の変化に注意: めまい、吐き気、頭痛などの症状が出たら、すぐに涼しい場所に移動し、水分補給をしましょう。
まとめ:子供の健康を守るために、保護者と子供が協力して暑さ対策を!
夏の子供の健康管理は、保護者だけでなく、子供自身も積極的に取り組むことが大切です。WBGT指数を意識し、こまめな水分補給や休息を心がけ、熱中症を予防しましょう!