所得格差が歯の健康に与える影響：義歯使用率と健康格差の関係
2025-05-06
週刊エコノミスト Online
生活保護受給者や低所得層向けの社会保障制度は、歯科受診を促し、義歯使用率を向上させている。東京都出身の歯科技工士、林裕之氏は、77年日本歯科大学付属歯科専門学校（現日本歯科大学東京短期大学）を卒業し、歯科技工所や歯科医院で勤務した経験を持つ。現在は、歯科医師の弟が経営する林歯科（千代田区）で活動中。所得格差による健康格差は、歯の健康にも大きな影響を与えている。低所得層は、高所得層に比べて歯科受診が少なく、義歯使用率も低いという実態がある。社会保障制度の充実や、歯科受診の促進が必要である。健康格差 ...もっと読む
