協会けんぽと沖縄商工会連合会、健康経営推進で包括連携!従業員の健康増進と事業活性化を目指す
2025-07-18

琉球新報
沖縄県内の事業者をサポート!協会けんぽと商工会連合会が健康経営推進で連携
県商工会連合会と全国健康保険協会(協会けんぽ)沖縄支部は、沖縄県内の事業者の従業員の健康増進と、ひいては事業の活性化を目指し、包括的な連携協定を締結しました。この協定は、働き盛り世代の健康づくりを推進するための重要な一歩となります。
協定の内容と期待される効果
今回の協定では、以下の内容に関する相互協力が進められます。
- 商工会ごとの健康データ(カルテ)作成: 各商工会が、会員事業者の従業員の健康状態を把握し、個別の健康課題に対応するためのデータを作成・活用します。
- 健康診断受診率の向上: 健康診断の重要性を啓発し、受診率の向上を図るための取り組みを強化します。
- セミナー共催による啓発活動: 健康に関する知識やスキルを習得するためのセミナーを共同で開催し、従業員の健康意識を高めます。
これらの取り組みを通じて、従業員の健康増進だけでなく、企業の生産性向上や人材確保にも貢献することが期待されます。
健康経営推進の現状と今後の展望
沖縄県内では、すでに県商工会連合会を含め21団体が「健康経営推進団体」として登録しており、全体の62%を占めています。これは、多くの事業者が従業員の健康経営に積極的に取り組んでいることを示しています。
商工会連合会の米須義明会長は、「従業員と家族の健康を支援することは、企業の持続的な成長に不可欠です。協会けんぽとの連携を通じて、より効果的な健康経営支援を提供し、沖縄県内の事業者の発展に貢献していきたい」と述べています。
今後は、協定に基づき具体的な施策を推進していくとともに、より多くの事業者に健康経営への参加を促し、沖縄県全体の健康レベルの向上を目指していきます。
まとめ
協会けんぽと沖縄商工会連合会の連携は、沖縄県内の事業者の健康経営を強力にサポートするものです。従業員の健康増進と事業活性化の両立を目指し、今後の取り組みに注目が集まります。