元医師が贈る、懐かしい紙芝居で楽しく学ぶ健康講座!高齢者にも分かりやすい睡眠の知識とは?
2025-04-21

わかやま新報
和歌山市西浜にある嶋本脳神経外科・内科で、元医師の石井亨さん(82歳)による紙芝居鑑賞会が開催され、好評を博しています。石井さんは紙芝居作家・演者として活動しており、病気予防の大切さを分かりやすく伝える「健康紙芝居」を披露しました。
当日は、外来患者やデイサービス利用者約30人が集まり、童心に返り、石井さんの語り口と懐かしい紙芝居の世界に浸りました。特に注目を集めたのは、睡眠に関する紙芝居。睡眠の重要性や、質の良い睡眠をとるためのヒントなどを、分かりやすい言葉とイラストで紹介しています。
なぜ高齢者に睡眠の知識が必要なのか?
高齢になると、睡眠の質が低下しがちです。寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めたり、朝起きたときにすっきりとしないといった経験はありませんか?睡眠不足は、体調不良だけでなく、認知機能の低下や生活習慣病のリスクを高める可能性もあります。
石井さんの紙芝居が人気の理由
石井さんの紙芝居が、高齢者の方々に喜ばれている理由は、単に健康情報を伝えるだけでなく、懐かしい紙芝居の世界を通じて、楽しく学ぶことができる点にあります。石井さんは、「高齢者の方々が昔を思い出して楽しんでいただけたら嬉しい」と語ります。懐かしいメロディーやストーリー展開は、高齢者の方々の心を掴み、健康への関心を高めます。
紙芝居から学べる睡眠のヒント
- 規則正しい生活:毎日同じ時間に寝起きし、体内時計を整えましょう。
- 適度な運動:日中に適度な運動をすることは、睡眠の質を高める効果があります。
- リラックスできる環境:寝室を暗く静かにし、快適な温度に保ちましょう。
- カフェインやアルコールを控える:就寝前のカフェインやアルコール摂取は睡眠を妨げます。
石井さんの「健康紙芝居」は、高齢者の方々だけでなく、健康に関心のあるすべての人にとって、学びと楽しみを提供する貴重な機会です。今後も、嶋本脳神経外科・内科での開催が期待されます。