健康保険証の期限切れ!後期高齢者から協会けんぽまで、制度別の対応と注意点

健康保険証の有効期限切れ、他人事ではありません。いつ期限が切れているか、どうすれば良いか分からず、医療機関を受診できなくなる…そんな事態にならないよう、しっかりと確認しておきましょう。制度によって期限が異なるため、ご自身の加入している制度に合わせた対応が必要です。
健康保険証の有効期限は? 制度別の確認ポイント
健康保険証には有効期限が記載されている場合があります。もし記載されていれば、その日付までが有効期限です。しかし、すべての健康保険証に期限が記載されているわけではありません。ここでは、主な制度別の期限について解説します。
1. 後期高齢者医療制度
75歳以上の方にご加入いただいている後期高齢者医療制度は、**7月31日が期限**となります。毎年7月31日に期限が切れるため、忘れずに更新手続きを行いましょう。更新手続きは市区町村の窓口で行います。手続きに必要なものは、現在お持ちの健康保険証と、ご本人確認書類(運転免許証など)です。
2. 国民健康保険
自営業の方や、国民健康保険にご加入されている方は、**多くの場合、7月31日が期限**です。ただし、自治体によって期限が異なる場合がありますので、お住まいの自治体のホームページで確認するか、窓口にお問い合わせください。
3. 健康保険組合、協会けんぽ
大企業の社員の方が入られる健康保険組合、中小企業の社員の方が入られる協会けんぽといった被用者保険の場合、健康保険証に期限が記載されていないことが一般的です。その場合、**12月1日が期限**となります。ただし、保険者(健康保険組合や協会けんぽ)によっては、期限が異なる場合もありますので、念のためお問い合わせください。
期限切れの際の注意点
健康保険証の期限が切れてしまった場合、医療機関を受診する際に保険が適用されません。まずは、お住まいの市区町村の窓口や、ご加入の健康保険組合、協会けんぽに連絡し、再発行の手続きを行いましょう。
まとめ
健康保険証の有効期限は、制度によって異なります。ご自身の加入している制度に合わせた期限を確認し、期限切れにならないよう注意しましょう。期限が切れてしまった場合は、速やかに再発行の手続きを行いましょう。
ご自身の健康を守るために、健康保険証の管理をしっかりと行いましょう。