エトロ、銀座に「エトロ ホーム」旗艦店をオープン!ラグジュアリーブランドが手がける住空間へのニーズとは?

イタリアを代表するラグジュアリーブランド「エトロ(ETRO)」が、銀座に新たな旗艦店をオープンしました。その注目ポイントは、日本初の「エトロ ホーム」旗艦店兼ショールームを併設したこと。家具、フレグランスに加え、不動産事業にも進出する、ライフスタイルブランドとしての存在感を高める戦略とは? 2022年からエトロのCEOを務めるファブリッツィオ・カルディナリ氏に、その背景と今後の展望を伺いました。
ラグジュアリーブランドの住空間への進出、なぜ今?
近年、ラグジュアリーブランドが家具やインテリア、さらには不動産事業へと進出する動きが活発です。エトロCEOのカルディナリ氏によると、「顧客は単に服やアクセサリーを購入するだけでなく、自分自身のライフスタイル全体を表現したいというニーズが高まっています。エトロは、長年培ってきたテキスタイルやデザインのノウハウを活かし、住空間を通じて顧客の個性を引き出すことを目指しています。」
特に日本では、住空間に対する意識が非常に高く、高品質でデザイン性の高い家具やインテリアへの需要が旺盛です。「エトロ ホーム」は、日本の顧客のニーズを的確に捉え、洗練されたイタリアンデザインの住空間を提案する存在となるでしょう。
「エトロ ホーム」銀座旗艦店の魅力
銀座の旗艦店は、単なる商品販売の場ではありません。ショールームとして、顧客は実際にエトロの家具やインテリアを体験し、自分だけの理想の空間をシミュレーションすることができます。経験豊富なスタッフが、顧客の要望に合わせたコーディネートや提案を行い、トータルな住空間づくりをサポートします。
展示されているのは、エトロらしい鮮やかな色彩と幾何学模様が特徴のテキスタイルを使用した家具や、上質な素材と職人技が光るレザーグッズ、そしてエトロの香りを表現したフレグランスなど、幅広いアイテムです。これらのアイテムを組み合わせることで、エトロならではの洗練された雰囲気を演出することができます。
今後の展望:ライフスタイルブランドとしての進化
カルディナリ氏は、「エトロは、単なるファッションブランドではなく、顧客のライフスタイルを豊かにする総合的なブランドへと進化していくことを目指しています。今後も、新しいカテゴリーへの挑戦を積極的に行い、顧客の期待を超える体験を提供していきます。」と語ります。
「エトロ ホーム」のオープンは、その第一歩です。銀座の旗艦店を拠点に、日本におけるライフスタイルブランドとしての存在感を高め、さらなる成長を目指していくことでしょう。
ファブリッツィオ・カルディナリ CEO コメント:
「日本市場は、エトロにとって非常に重要な市場です。『エトロ ホーム』を通じて、日本の顧客に、エトロの世界観をより深く体験していただきたいと考えています。私たちは、単に製品を提供するだけでなく、顧客のライフスタイルを豊かにするパートナーとして、共に成長していきたいです。」