Z世代女子大生が提案する、気軽に相談できるフェムケア!生理やホルモンバランスの悩みに寄り添う学生団体とは?【3・8国際女性デー】

2025-03-08
Z世代女子大生が提案する、気軽に相談できるフェムケア!生理やホルモンバランスの悩みに寄り添う学生団体とは?【3・8国際女性デー】
産経新聞

3月8日、国際女性デーを迎えるにあたり、日本女子大学の学生有志団体「Be」が、Z世代の女性たちが抱える体の悩み、特に生理やホルモンバランスの悩みに寄り添う、新しいフェムケアの提案を開始しました。現代の若い女性たちは、自身の体に関する悩みを気軽に話せる場所や、適切な情報にアクセスする機会が不足していると感じています。この学生団体は、そんな現状を打破するため、オンライン相談窓口の開設や、SNSを活用した情報発信、そしてワークショップの開催など、多岐にわたる活動を展開しています。

Z世代のリアルな悩みに焦点を当てたフェムケア

「Be」のメンバーたちは、まずZ世代の女性たちがどのような悩みを抱えているのか、徹底的なリサーチを行いました。その結果、生理痛、PMS(月経前症候群)、不規則な生理周期、更年期障害など、幅広い年齢層の女性たちが、自身の体に関する悩みを抱えていることが明らかになりました。また、これらの悩みについて誰かに相談することに抵抗を感じている、あるいは相談できる場所がないと感じている女性たちも少なくありませんでした。

オンライン相談窓口とSNS発信で、気軽に相談できる環境を

そこで「Be」は、まずオンライン相談窓口を開設しました。ここでは、経験豊富なカウンセラーや看護師が、個別の相談に対応しています。相談者は匿名で参加できるため、安心して悩みを打ち明けられます。また、「Be」は、SNS(Instagram、Twitter、Facebookなど)を活用して、フェムケアに関する情報を発信しています。生理用品の使い方、PMSの症状と対策、更年期障害の過ごし方など、Z世代の女性たちが知りたい情報を、わかりやすく解説しています。さらに、専門家を招いたオンラインワークショップも開催し、Z世代の女性たちが、自身の体に関する知識を深められる機会を提供しています。

学生ならではのアイデアと、社会との連携

「Be」の活動は、学生ならではのアイデアと、社会との連携によって支えられています。例えば、生理用品の啓発キャンペーンでは、学生たちがデザインしたオリジナルTシャツを販売し、その収益をフェムケアに関する活動に充てています。また、企業の協賛を得て、生理用品の無料配布イベントを開催したり、専門家を招いて講演会を開催したりすることもしています。

今後の展望:Z世代の女性たちが安心して過ごせる社会へ

「Be」は、今後もZ世代の女性たちが抱える体の悩みに寄り添い、安心して過ごせる社会の実現を目指していきます。オンライン相談窓口の拡充、SNSでの情報発信の強化、そしてワークショップの開催など、様々な活動を通じて、Z世代の女性たちの心と体に寄り添い、より良い社会を築いていくことを目指しています。国際女性デーを機に、フェムケアへの関心を高め、誰もが安心して自身の体と向き合える社会を目指しましょう。

国際女性デーとは

国際女性デー(3月8日)は、女性の権利と社会参加を推進することを目的とした国際的な記念日です。世界中で、女性の地位向上やジェンダー平等の実現を訴えるイベントやキャンペーンが開催されます。

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