SNS重視層が支持!参政党、参院選で躍進の背景と国民民主党からの乗り換えの可能性
2025-07-02
読売新聞
参政党、参院選で着実に支持拡大 - SNS重視層が原動力
読売新聞社が6月27日から29日に行った全国世論調査の結果が注目を集めています。この調査によると、参政党の政党支持率は5%で、国民民主党と並び、自民党(23%)、立憲民主党(6%)に次ぐ3位タイとなりました。また、公示される参院選の比例区で参政党に投票するという回答も6%で、自民党、立憲民主党、国民民主党に続く4位という結果です。
SNSを重視する層への訴求が鍵
今回の調査結果を分析すると、参政党の支持拡大の背景には、特に30代の男性を中心に、SNSの情報に基づいて投票先を決定する層への訴求が成功していることが明らかになりました。従来のメディアに頼らず、TwitterやFacebookなどのSNSで情報を収集し、独自の視点で政治を判断する層が増加しており、参政党はこうした層に向けて積極的に情報発信を行ってきたことが奏功したと言えるでしょう。
国民民主党からの乗り換えは現実味を帯びる?
参政党の支持基盤は、既存政党に所属していなかった層や、従来の政党政治に不満を持つ層に広がっています。特に、国民民主党の支持者の中には、政策や理念に共感しながらも、組織や戦略に不安を感じている層が存在します。参政党は、こうした国民民主党の支持者の一部を取り込むことで、さらなる支持拡大を目指していると考えられます。
今後の展望:SNS戦略と政策の具体性
参政党が参院選で議席を獲得し、政界に影響力を持つためには、SNS戦略に加え、具体的な政策を提示することが重要になります。SNSを通じて支持を拡大してきましたが、政策の具体性や実現可能性を示すことで、より多くの有権者の支持を得られる可能性があります。今後の参政党の動向に注目が集まります。
調査結果のポイント
- 参政党の政党支持率:5%
- 比例区での投票先:6%
- 特に30代男性を中心にSNSを重視する層への支持が拡大
- 国民民主党からの乗り換えの可能性