兵庫県議がNHK党・立花孝志氏を提訴!街頭演説での虚偽発言で名誉毀損を訴え、1100万円の賠償請求
2025-06-05
毎日新聞
2024年11月の兵庫県知事選に挑戦したNHK党の立花孝志党首(57歳)に対し、兵庫県議の丸尾牧氏が訴訟を起こしました。丸尾氏は、立花氏が街頭演説で虚偽の事実を流布し、インターネットを通じて拡散されたことで自身の名誉を毀損されたとして、神戸地方裁判所尼崎支部に1100万円の損害賠償を求める訴えを提訴しました。
訴状によると、立花氏は2024年の知事選において、再選を目指す斎藤元彦知事を支持する意味合いで立候補したとのこと。告示後の同年11月2日、立花氏は街頭演説で、丸尾氏に関する「虚偽の事実」を公表したと丸尾氏は主張しています。具体的にどのような虚偽の内容であったかは明らかにされていませんが、その発言がインターネット上で拡散され、丸尾氏の名誉を著しく傷つけたというのが丸尾氏の主張です。
今回の訴訟は、政治活動における発言の自由と名誉毀損の境界線が問われる重要な事例と言えるでしょう。立花氏の発言が本当に虚偽であったのか、また、その発言が丸尾氏の名誉を毀損するに足るものなのか、裁判所の判断が注目されます。今後の裁判の行方を見守りたいところです。
立花孝志氏はNHK党の党首として、NHK受信料問題などを中心に独自の主張を展開しており、その言動は常に注目を集めています。今回の訴訟は、その政治活動の一環として行われた発言の結果として捉えることもできます。しかし、相手の氏の名誉を傷つけるような虚偽の発言は、政治活動においても慎重であるべきです。
今回の訴訟が、今後の政治活動における発言のあり方について、関係者に考えるきっかけとなることを期待します。
関連情報:
- NHK党 公式サイト: [https://nhk-koto.jp/](https://nhk-koto.jp/)