米政府、日本製鉄によるUSスチール買収に制動?「黄金株」導入で拒否権を付与へ - 安全保障と雇用への懸念
2025-05-27
毎日新聞
日本製鉄によるUSスチールの買収、難航の兆し 日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収を巡り、米政府が新たな条件を提示し、交渉が複雑化しています。27日に明らかになったのは、米政府がUSスチール株の一部を保有する「黄金株」を導入する案です。この特殊な株式は、経営上の重要な事項に関して、通常よりも強い拒否権を付与することを可能にします。 「黄金株」とは? 米政府の意図 「黄金株」とは、特定の事項(例えば、生産能力の変更、雇用の削減、技術移転など)に関して、株主が特別の拒否権を持つ株式のことで ...もっと読む