石破首相、地震に例える現状認識「停滞招くなら辞めることも…」 文芸評論家は痛烈批判
2025-07-22
産経新聞
石破首相、危機感を露わに「明日地震が起こるかも」
参院選での大敗を受け、石破茂首相が続投を表明しました。その際、首相は現状を「明日地震が起こるかも」と例え、停滞を招くことのないよう決意を語りました。しかし、この発言に対し、著名な文芸評論家である小川栄太郎氏からは、厳しい批判が寄せられています。
自民党の連敗と指導力への疑問
石破首相は、自民党総裁として、昨年10月の衆院選、そして今年6月の都議選で立て続けに大敗を喫しています。この9か月間に3つの選挙で敗北を経験した指導者が、その地位に留まることは、選挙の意味を問い、民主主義を否定するに等しいと、小川氏はフェイスブックで強く訴えました。
「指導者としての資格を失っている」
小川氏は、石破首相の指導力について、「指導者として資格を失っている」と断言し、その続投を強く疑問視しています。これは、単なる政局批判にとどまらず、日本の政治のあり方そのものを問う深刻なメッセージと言えるでしょう。
ブラックジョークとの批判
石破首相の「明日地震が起こるかも」という発言は、現状の危機感を伝えるものと解釈できますが、小川氏はこれを「ブラックジョーク」と評しています。国民の不安を軽視し、責任を回避しようとする姿勢だと受け止められているのです。
今後の政治への影響
今回の石破首相の続投表明と、それに対する小川氏の批判は、今後の日本の政治に大きな影響を与える可能性があります。自民党内での権力闘争、そして国民の政治への関心と信頼の度合い。様々な要素が複雑に絡み合い、今後の政局を左右していくことでしょう。
石破首相は、この厳しい状況をどのように打開していくのか。国民は、その手腕と決意を注視し続けています。