瀬戸内海に眠るミステリー!「児島駅」の知られざる魅力と、そこから広がる絶景旅のすすめ
日本全国を鉄道で巡る旅の魅力は、何と言ってもその手軽さと、予想外の発見です。特に本州、北海道、四国、九州は鉄道網が発達しており、気軽にどこへでも足を運べます。今回は、瀬戸内海に面した香川県、岡山県にまたがる児島駅に焦点を当て、その隠された魅力を探る旅をご案内します。
児島駅は、そのユニークな名前と、まるで「本州最後の途中駅」のような佇まいで、旅好きの間でちょっとした謎めいた存在として知られています。東京駅から新幹線「のぞみ」に乗れば、約3時間20分で岡山駅に到着。そこから瀬戸大橋線の快速「マリンライナー」に乗り換え、児島駅を目指しましょう。車窓から眺める瀬戸内海の景色は、まさに絶景です。
児島駅に降り立つと、まず目に飛び込んでくるのは、活気あふれる港町の風景です。児島は、デニム生地の産地として知られており、その歴史と文化を今に伝える様々な施設が点在しています。児島デニムミュージアムでは、デニムの歴史や製造工程を学ぶことができ、実際にデニム製品を購入することも可能です。また、児島には、デニム職人の手による一点ものの作品を扱うショップや、デニムを使ったカフェなど、ユニークなスポットもたくさんあります。
児島駅周辺には、美味しいグルメも満載です。瀬戸内海の新鮮な魚介類を使った料理はもちろんのこと、岡山県産の食材をふんだんに使った郷土料理も楽しめます。特に、児島名物の「瓦煎餅」は、お土産にも最適です。
児島駅を起点に、さらに旅を広げてみてはいかがでしょうか。高松へ足を伸ばせば、栗林公園や金刀比羅宮など、香川県の観光名所を楽しむことができます。また、松山へ向かえば、道後温泉や伊達参道など、愛媛県の魅力を満喫できます。瀬戸内海を舞台にした絶景の鉄道旅は、きっと忘れられない思い出となるでしょう。
児島駅は、単なる乗り換え駅ではありません。そこには、歴史、文化、グルメ、そして絶景が詰まった、魅力的な旅の起点があるのです。ぜひ一度、児島駅を訪れて、その魅力を体感してみてください。