浜松市女児4人死傷事故:78歳トラック運転手、現場にブレーキ痕なし、記憶喪失を主張
2025-03-25
読売新聞
浜松市中央区で発生した小学生女子の自転車グループを直撃した痛ましい事故。24日夕方、軽トラックが小学生女子の列に突っ込み、4人が死傷するという悲劇的な出来事でした。捜査関係者によると、事故現場には目立ったブレーキ痕が見当たらなかったとのことです。
自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑で逮捕されたのは、浜松市内の農業を営む78歳の男性。警察の取り調べに対し、容疑者男性は「怪我をさせたことは間違いない」と犯行を認める一方で、「当時のことは記憶がない」と供述していると報じられています。
事故の概要
この事故は、24日午後4時35分頃に浜松市中央区の通りで発生しました。小学生の女子が自転車で走行していたところを、78歳の男性が運転する軽トラックが衝突。その結果、複数名が重体を含む負傷を負い、残念ながら、4名が死亡するという痛ましい事態となりました。
現場の状況と捜査
現場の状況については、目立ったブレーキ痕がないことが判明しており、事故に至るまでの経緯が注目されています。警察は、事故現場周辺の監視カメラ映像などを精査し、事故原因の究明を進めています。また、容疑者男性の供述についても、詳細な状況を把握するための重要な手がかりとなると考えられます。
容疑者の供述と今後の捜査
容疑者男性は、事故を起こしたことについては認めているものの、当時の記憶がないと主張しています。記憶喪失の原因や、事故に至るまでの状況については、今後の捜査で明らかにされることが期待されます。警察は、容疑者男性の記憶回復や、目撃者の証言などを通じて、事故の全容解明を目指しています。
この事故は、地域社会に大きな衝撃を与えました。今後の捜査の進展と、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。また、事故を未然に防ぐための交通安全意識の向上も重要となるでしょう。