岡山・山林火災、5日目も進まぬ鎮火作業:延焼面積559ヘクタール、天候変化に期待

2025-03-27
岡山・山林火災、5日目も進まぬ鎮火作業:延焼面積559ヘクタール、天候変化に期待
山陽新聞デジタル

岡山県南部で発生した山林火災が、27日(木)で5日目を迎えました。岡山市南区飽浦を中心に燃え広がる火災は、依然として鎮火の兆しが見えていません。午前11時現在の焼失面積は約559ヘクタールに及び、玉野市を含む広範囲が被害を受けています。

消防隊員による消火活動は昼夜を問わず続けられていますが、強風や乾燥した天候が影響し、なかなか収束に向かっていません。特に、山間部での消火活動は困難を極めており、ヘリからの消火や地面からの消火活動を並行して行っています。

しかし、岡山県南部では夕方から天候が急変し、雨が降り始める見込みです。この天候の変化が、火災の延焼拡大を抑制する大きな要因となると期待されています。雨量によっては、消火活動がより効果的に進む可能性もあり、関係者の間でも一縷の望みとなっています。

今回の山林火災は、広大な森林地帯を焼き尽くし、地域住民の生活にも大きな影響を与えています。避難指示が出されている地域では、住民らが不安な日々を送っており、一日も早い鎮火が強く望まれています。消防当局は、引き続き消火活動に全力を注ぎ、早期の鎮火を目指しています。

今後の情報について: 最新の情報は、岡山県や岡山市の公式サイト、報道機関を通じて随時発信されます。正確な情報を入手し、安全確保に努めてください。

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