参議院選挙から適用!街頭演説アナウンス担当(ウグイス嬢)の報酬上限が1日2万円に大幅アップ!
2025-06-25
読売新聞
7月3日に公示される参議院選挙から、街頭演説におけるアナウンス担当者、通称「ウグイス嬢」や車上運動員への報酬上限額が引き上げられます。政府は24日の閣議において、公職選挙法施行令改正政令を決定し、現行の1日あたり1万5000円から2万円へと上限額を引き上げました。
今回の改正は、選挙運動の活性化を目的として行われました。公職選挙法では、原則として選挙運動は無報酬で行うことが定められていますが、車上運動員や街頭演説のサポートなど、一部の活動については例外として報酬が認められています。今回の報酬上限引き上げは、選挙運動を手伝ってくれる人材の確保を容易にし、より活気ある選挙戦を展開するための後押しとなることが期待されています。
特に、地方や過疎地などでは、選挙運動を手伝ってくれる人材の確保が難しいという課題がありました。報酬の上限引き上げによって、これまでよりも多くの人々が選挙運動に参加しやすくなり、選挙戦全体の盛り上がりにつながる可能性があります。
今回の改正は、参議院選挙から適用されます。選挙運動に関わるすべての関係者は、今回の改正内容をしっかりと理解し、適切な報酬体系を構築していく必要があります。また、有権者にとっても、今回の改正によって選挙運動がより活発化し、より多くの情報を得られるようになることが期待されます。
今回の報酬上限引き上げは、選挙運動のあり方を変える可能性を秘めています。今後の選挙戦がどのように展開されるのか、注目が集まります。
今回の改正ポイント
- 報酬上限額:1日あたり1万5000円 → 2万円
- 適用開始:2024年7月3日公示の参議院選挙
- 対象:ウグイス嬢、車上運動員など選挙運動に関わる従事者
今回の改正により、選挙運動に関わる皆様の負担が軽減され、より質の高い選挙運動が行われることを願っています。