北朝鮮、豪華リゾート「元山葛麻海岸観光地区」ついに完成!2万人収容、マリーナベイ・サンズを彷彿とさせる施設も
2025-06-26
産経新聞
長年の課題だったリゾート開発がついに完了
北朝鮮南東部、江原道に位置する「元山葛麻海岸観光地区」で、長年にわたり開発が難航していた大規模リゾート施設が完成しました。この重要な出来事に、金正恩朝鮮労働党総書記が24日の完工式に出席し、その完成を称えました。
金正恩総書記、事業完成に満足感
金正恩総書記は、このリゾート施設の完成を「宿願の事業」であると表現し、今年最大のアチーブメントの一つとして高く評価しました。朝鮮中央通信が26日に報じた内容によると、金正恩氏は、このリゾート施設が北朝鮮の観光産業に大きく貢献すると期待しているようです。
2万人収容の豪華施設がそろう
新しく完成したリゾート施設は、国内外の観光客をターゲットに、2万人規模の宿泊施設、広大な海水浴場、そしてスリル満点のウォータースライダーを備えたプールなど、あらゆるニーズに応える豪華な設備が整っています。特に、その外観デザインは、シンガポールの象徴的なランドマークである「マリーナベイ・サンズ」を彷彿とさせるとの声も上がっており、話題を呼んでいます。
北朝鮮観光の新たな可能性
このリゾート施設の完成は、北朝鮮の観光開発における大きな一歩と言えるでしょう。これまで、北朝鮮への観光は制限されてきましたが、今回のリゾート開発によって、新たな観光ルートが開拓され、より多くの人々が北朝鮮の魅力を体験できるようになるかもしれません。
今後の展望
「元山葛麻海岸観光地区」は、北朝鮮経済の活性化にも貢献することが期待されています。今後、このリゾート施設を核に、周辺地域の観光開発が進められ、雇用創出や地域経済の発展に繋がる可能性も秘めています。北朝鮮の観光産業は、新たな展開を見せるのでしょうか。今後の動向に注目が集まります。