中国、尖閣諸島周辺に新たな構造物建設か? 大型作業船2隻が活動を活発化 - 衛星画像が浮上

2025-05-14
中国、尖閣諸島周辺に新たな構造物建設か? 大型作業船2隻が活動を活発化 - 衛星画像が浮上
産経新聞

中国、日中中間線付近に新たな構造物を設置か? 衛星画像が大型作業船2隻を捉える

東シナ海の日中中間線付近で、中国が新たな構造物を設置している疑いが浮上しました。欧州宇宙機関(ESA)の衛星画像と船舶自動識別装置(AIS)のデータから、この海域で大型作業船2隻が活動していることが確認されました。この動きは、沖縄県久米島町の北西約345キロ沖で行われており、日本政府は懸念を表明しています。

詳細な状況

海上保安庁の発表によると、この構造物の設置場所は久米島沖であり、資源開発のための設備である可能性が指摘されています。中国側の具体的な目的や計画については明らかにされていませんが、日本政府は外務省を通じて中国側に説明を求めています。

衛星画像が捉えた現場の様子

ESAの衛星画像には、大型作業船2隻が構造物の設置作業を行っている様子が写し出されています。これらの作業船は、大規模な設備を海上へ搬入し、設置するためのものであり、今回の構造物設置計画が本格的に動き出していることを示唆しています。

日本の対応と懸念

日本政府は、今回の中国側の動きに対して強い懸念を表明しており、国際法に則った行動を求めています。日中中間線付近での一方的な構造物設置は、地域の安定を損なう可能性があり、日本の安全保障上も重要な問題です。

今後の展望

中国側の構造物設置計画は、今後も注視していく必要があります。日本政府は、引き続き中国側との対話を継続し、事態の沈静化に努める方針です。また、周辺国との連携を強化し、地域の平和と安定を維持するための取り組みを推進していくことが重要です。

今回の衛星画像による情報公開は、中国の海洋進出に対する日本の警戒感を高めることにつながると考えられます。今後の動向に注目が集まります。

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