イーロン・マスク氏、薬物使用疑惑を全面否定!過去のケタミン服用を認めるも「今はしていない」
2025-06-01
毎日新聞
5月31日、実業家イーロン・マスク氏が、大統領選期間中の薬物使用疑惑を強く否定しました。米紙ニューヨーク・タイムズが、マスク氏が麻酔薬ケタミンや合成麻薬エクスタシーを頻繁に使用していると報道したことがきっかけです。
マスク氏は自身のX(旧Twitter)アカウントで「ニューヨーク・タイムズは嘘をついている。私は薬物なんかやっていない」と断言。報道内容を真っ向から否定しました。
しかし、マスク氏は過去にケタミンを服用していたことを認めています。ケタミンは、うつ病などの治療に用いられる麻酔薬であり、マスク氏は「過去には医師の指示のもと、ケタミンを試したことがある」と説明しています。
疑惑の発端となったのは、ニューヨーク・タイムズの記事です。この記事では、マスク氏が複数の関係者への取材に基づき、大統領選のキャンペーン中に薬物を頻繁に使用していたと報道。その頻度や使用量についても具体的な記述がありました。
マスク氏は、この報道に対し、X上で激しく反論。ニューヨーク・タイムズの報道姿勢を批判し、記事の内容が虚偽であることを強調しました。また、自身の健康状態について「今は薬物を使用していない」と明言しています。
今回の報道は、マスク氏の公的なイメージに大きな影響を与える可能性があります。大統領選を控えたタイミングでの薬物使用疑惑は、有権者に与える印象を悪化させる恐れがあり、今後の展開が注目されます。
マスク氏は、今後も自身のXアカウントを通じて、疑惑に対する反論や釈明を続けていくとみられます。また、ニューヨーク・タイムズに対して法的措置を検討している可能性も指摘されています。
この騒動が、マスク氏のビジネスや政治活動にどのような影響を与えるのか、今後の動向から目が離せません。