老後資金が数十万円に…SBI証券口座乗っ取り被害、想像を絶する事態!被害男性が提訴

2025-07-04
老後資金が数十万円に…SBI証券口座乗っ取り被害、想像を絶する事態!被害男性が提訴
毎日新聞

老後資金が数十万円に…SBI証券口座乗っ取り被害、想像を絶する事態!被害男性が提訴

突然の口座残高減少に衝撃

ある日、男性(60歳)がSBI証券のサイトにログインしたところ、数千万円あったはずの証券口座の残高が、わずか数十万円に減額されていることに気づきました。自身で売買した覚えはないにも関わらず、老後の大切な資金が忽然と姿を消したのです。

インターネット証券最大手SBI証券での口座乗っ取り被害

この衝撃的な被害を受け、男性はインターネット証券最大手であるSBI証券に対し、口座の残高を元の状態に戻すよう求める訴訟を提起しました。男性は記者会見で「想像を絶する」と語り、被害の瞬間とSBI証券とのやり取りを振り返りました。

被害状況の詳細

男性は横浜市在住の大学教授です。訴訟書類によると、男性の証券口座は2023年11月頃から不審な取引が繰り返されていた模様です。具体的には、男性の意図しない株式や投資信託の売買が行われ、資金が着々と減少していったとのこと。男性はSBI証券に問い合わせたものの、十分な対応が得られなかったと主張しています。

SBI証券側の見解と今後の展開

SBI証券側は、口座のセキュリティ対策を強化していることを強調していますが、今回の被害は男性のID・パスワードが不正に利用された可能性を示唆しています。しかし、男性は自身のID・パスワード管理には十分注意していたと証言しており、SBI証券側のセキュリティ体制の不備を指摘しています。

高齢者を狙った巧妙な手口

今回の事件は、高齢者を狙った巧妙な口座乗っ取りの手口の一例と言えるでしょう。近年、フィッシング詐欺や不正アクセスなどを利用した金融機関口座の乗っ取り被害が多発しており、注意が必要です。特に、老後資金を預けている証券口座は、厳重なセキュリティ対策を講じることが重要です。

再発防止策の徹底を

今回の訴訟を通じて、SBI証券をはじめとする金融機関に対し、セキュリティ対策の強化と、被害発生時の迅速かつ適切な対応を求める声が高まっています。今後、同様の被害が再発しないよう、金融機関と利用者双方の意識向上が求められます。

読者の皆様へ

ご自身の証券口座のセキュリティ設定を見直し、不審なメールやSMSには十分ご注意ください。万が一、不審な取引に気づいた場合は、速やかに金融機関に連絡し、指示を仰いでください。

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